価値観の再生

自由と愛。平成生まれ

音楽フェス人気にみる「自我の暴走」

今日は大晦日です。

年末のイベントとして急激に人気を伸ばしてきている、音楽フェスについてが本日のテーマです。その要因として

「CDが売れなくなったが、ユーザはより臨場感を持って音楽を楽しめるライブには足を運ぶ。

特に音楽フェスは、様々なアーティストを観れることや、お祭りとしてのイベント性が高いため、人気が高まっている」

と考察されている意見をよく見かけます。

 

上記は確かな考察であり、またさらにSNS等の発展が進めば、投稿のきっかけとなり、自己イメージの提示が可能な「アーティストのライブ」は、より求められていくようになるでしょう。(ここの話は長くなるので機会があれば別記事にて)

 

さてタイトルに記した「自我の暴走」ですが、音楽フェス人気はもっと深く考察すると、社会の問題点が浮き彫りになってくる側面があります。

 

自我についてはある程度知っている体で進めていきます。

わからなければググったら説明しているサイトは腐るほどあるので、調べてみてください。

 

自我(エゴ)は、大きな刺激を好みます。それが苦痛であろうが、刺激が強いほど「快」として出力します。フェス(ライブ)爆音はそんな自我に好都合です。

また、コールアンドレスポンスなどでも騒ぐことができます。職場等で抑圧された空気感にイライラしている人は、フェスなどで自己イメージを下げないまま高揚感に浸れるフェスは好都合なのです。それでストレスはなくなったように感じるが、また職場に戻れば元通り。そして仕事とストレス解消のサイクルが確立されていくのです。

 

根本の原因は、社会的洗脳等により、自分の心から望む働き方ができていないからなど、いくつかあるでしょう。

 

私もフェスは大好きなので、イベントを否定する気持ちは一切ありません。ただなんとなくモヤモヤを抱えて生きている人は、自我について学んでみるのもいいと思います。