価値観の再生

自由と愛。平成生まれ

他者との壁をなくそう~ドラクエ的な街の歩き方

世界平和を日々追求する私にとって、非常に魅力的なツール。

それは、「圧倒的ドラクエな街の歩き方」だ。

 

例えば金曜の夜、にぎわう繁華街。みんな日常にはどこか不満を抱えていて(自分では気づいていない)、そのストレスを酒で忘れようとしている。

 

僕も友達とお酒を飲んでいる。これからの人生をどうやったら幸福に生きていけるか、そもそも自分にとっての幸福とは何か。今後どういった社会になっていくのか。現代日本人の思考停止について、など。

 

アウトプットを続けていくことで、新たな発見が見つかってゆく。

そんな時間は過ぎていき、私は「いかに他者と自分自身の壁を無くし、愛に溢れた生活をしていくか」という、よく普段考えていることを話していた。

非常に抽象的な話だから、実践をして伝えていければと思い、私は言った。

「よし、ドラクエをしよう。」

店を出て、有楽町の街に出た。歩く人はみんな明るい表情をしていて、少しうれしい。

 

「今から道行く人の老若男女誰でもいいから、指名してくれ。俺が意味なく話しかけて会話するから。あ、カップル以外で。」

 

そして、道行く人に話しかけていく。おばさん3人組、おじさん2人組、若い女の子2人。

「街で話しかけられる」という出来事は、話しかけた側に明確な目的があってのことがほとんどだ。道を聞く、ナンパをする、街頭インタビューなど。

だが、そのとき私には目的がなかった。ただ話しかけて、相手とコミュニケーションをとりたいだけ。

他者の壁をなくす。相手の人生に、少しのサプライズをもたらす。そして、一言相手を褒められたりしたら、プラスを与えることができる。

そうやって、道ですれ違っただけの人に、幸せを与えられるような人生を歩みたいと思っている。

果たして、共感はされるのだろうか。笑